割れる、ヒビが入る「歯根破折」の原因と予防

桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科です。

「噛むと痛むようになった」「歯肉が腫れて、何度も繰り返す」。

このような症状の裏に、歯の根が割れる歯根破折が隠れていることがあります。

歯根破折は、見た目ではわかりにくく、気づいた時には抜歯が必要になるケースも多く見られます。

ここでは、歯根破折の原因と治療、予防についてご紹介します。

目次

歯根破折とは?歯の根が割れたりヒビが入ったりする状態

歯根破折の基本

歯は、外側から順にエナメル質、象牙質、そして中心にある神経でできています。

歯根破折は、このうち根の部分が縦や斜めに割れてしまう状態をいいます。

なお、歯肉より上の部分が欠ける場合とは別のものとして扱われます。

歯根破折を表したイラスト

気づくきっかけ

歯根破折は、始めのうち自覚症状がほとんどないこともあります。

噛んだ時の痛み、歯肉の腫れや膿、歯がぐらつく感じなどが、気づくきっかけになりやすいです。

歯肉に小さなできものができ、腫れたり引いたりを繰り返す場合もあります。

虫歯や歯周病と症状が似ているため、自己判断は難しく、歯科医院での検査が必要です。

歯根破折が起こる原因

神経の治療をした歯である

神経の治療をした歯は、神経や血管がなくなるため、水分が減って、乾いた木の枝のようにもろくなります。

さらに、治療の過程で歯の内部を削るため、歯の厚みが薄くなり、強度が下がります。

治療から数年、場合によっては十数年たってから割れることもあります。

強い力の影響

歯ぎしりや食いしばりなど、強い力が歯にかかり続けると、歯に負担がたまり、ヒビが入りやすくなります。

睡眠中は、無意識のうちに、食事の時よりも強い力が出ることがあるといわれるため、より注意が必要となります。

また、硬い氷を噛む習慣や、片側だけで噛むクセも、特定の歯に力が集中する原因になります。

就寝中に歯軋りを立てる女性のイラスト

合わない被せ物の影響

被せ物や土台が合っていないと、噛んだ時の力が一部に偏り、歯の根にかかる負担が大きくなります。

とくに金属の土台は、硬くて歯の根との硬さの差が大きいため、力が根の一点に集中し、割れる原因になる場合もあります。

被せ物の噛み合わせは、時間とともにずれることもあるため、定期的に確認することが大切です。

歯根破折の治療と予防

レントゲン、CTなど

歯根破折の診断には、レントゲン撮影が基本になりますが、ごく小さなヒビは通常のレントゲンでは見えにくいことがあります。

その場合、歯科用CTで立体的に確認して、総合的に診断します。

必要に応じて、歯肉を開いて、直接根を確認することもあります。

歯科用CTの写真

治療の選択肢

治療法は、割れ方や位置、歯の残り具合によって決まります。

ヒビが浅く、小さな場合は、接着剤で固定して歯を残せることがありますが、根が大きく割れている、または深い位置まで割れている場合は、抜歯が選択肢になるのが一般的です。

抜歯後は、入れ歯やブリッジ、インプラントなどで噛む機能を補います。

予防には、次のことが大切です。

  • 歯ぎしりや食いしばりがある場合は、マウスピースを検討する
  • 硬いものを噛む癖を減らす
  • 神経の治療をした歯は、定期的に検診を受ける
  • 被せ物の噛み合わせを定期的に確認してもらう

まとめ

歯根破折は、神経の治療をした歯や、強い力がかかる歯に起こりやすく、気づきにくいのが特徴です。

噛んだ時の痛みや歯肉の腫れを感じたら、早めに受診しましょう。

手代木歯科でも、歯の痛みや違和感に関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。

手代木歯科医院のご案内 監修

手代木歯科医院(teshirogi-dc.com)

院長 手代木 崇(歯科医師)

日本口腔インプラント学会専門医・国際口腔インプラント学会認定医として、インプラント治療の難症例にも対応。日本矯正歯科学会認定医・指導医・臨床指導医も在籍し、インプラントから矯正まで各専門分野の認定医によるチーム医療を提供している。「丁寧なカウンセリングと最先端の治療技術で、高精度かつ安全性の高い歯科医療を」をモットーに、GBT認定クリニックとして予防歯科にも力を注ぐ。

  • 所在地:〒363-0022 埼玉県桶川市若宮1-1-7 桶川駅前メディカルビル3F
  • アクセス:JR高崎線「桶川駅」西口より徒歩1分/駐車場25台完備
  • 診療時間:月〜土 9:00〜18:30(最終受付18:00)/日・祝 休診
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