矯正治療中、スポーツや楽器演奏は大丈夫?

矯正治療を始めたいけれど、ご自身、もしくはお子さんが「スポーツで口の中をケガしないか心配」「吹奏楽をやっているので楽器への影響が気になる」というお悩みをお持ちの方もいるかもしれません。

結論からお伝えすると、矯正治療中でもスポーツや楽器演奏は基本的に続けることが可能です。ただし、治療の種類や競技・楽器の内容によって注意すべきポイントが異なります。

今回は、矯正治療中にスポーツや楽器演奏をする際に知っておきたいことをわかりやすく解説します。

目次

矯正治療中でもスポーツはできる?

矯正治療中だからといって、スポーツができなくなる、ということはありません。ただし、治療の種類や競技の内容によっては、注意が必要な場合があります。

◆ワイヤー矯正の場合

歯の1本1本にブラケットを固定してワイヤーを通す「ワイヤー矯正」中にコンタクトスポーツ(ラグビー・格闘技・バスケットボールなど)を行う場合、口元に衝撃を受けると装置が壊れたり、ワイヤーや装置が口腔内を傷つけたりしてしまう恐れがあります。

そのため、ワイヤー矯正をしている場合には、スポーツ用マウスガードの着用がすすめられます。

◆マウスピース矯正の場合

マウスピース矯正は薄いマウスピースで矯正していく方法で、装着したままでも口の中を傷つけることはないため、スポーツは問題なく行えます。

楽器演奏への影響は?

矯正治療は楽器演奏にも影響を与えることがあります。この時問題になるのは、管楽器を演奏する場合です。

フルートやクラリネット、トランペット、ホルン、サックスといった管楽器は、ワイヤー矯正の場合、唇の内側が当たって傷ついたり、装置が邪魔で演奏しにくくなったり、音が出にくくなったりすることがあります。

マウスピースタイプで矯正を行う場合、口の中を傷つけることはありませんし、演奏しにくくなるということもほとんどありません。もし万が一邪魔な時、気になる時には、その時だけ外して演奏することも可能です。

ただし、外している時間が長くなると、一日の装着時間(20~22時間)を下回る恐れがあるので、その点には注意が必要です。

まとめ

矯正治療中でもスポーツや楽器演奏は、矯正方法や注意事項を守ることで基本的に続けることは可能です。大切なのは、治療前に担当医へ自分のライフスタイルをしっかり伝えること。

矯正相談の際には、スポーツの種類や演奏する楽器を担当医に具体的に伝え、最適な矯正方法や対策を一緒に考えてもらうようにし、後悔のない選択をしていきましょう。

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手代木歯科医院(teshirogi-dc.com

手代木歯科医院のご案内 監修

院長 手代木 崇(歯科医師)

日本口腔インプラント学会専門医・国際口腔インプラント学会認定医として、インプラント治療の難症例にも対応。日本矯正歯科学会認定医・指導医・臨床指導医も在籍し、インプラントから矯正まで各専門分野の認定医によるチーム医療を提供している。「丁寧なカウンセリングと最先端の治療技術で、高精度かつ安全性の高い歯科医療を」をモットーに、GBT認定クリニックとして予防歯科にも力を注ぐ。

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