矯正治療中にやってはいけないNG行為とは?

矯正治療をスムーズにトラブルを避けて進めていくためには、いくつかの注意事項があります。治療を進めていく上でそれを知っているかいないかで、治療の結果や治療期間にも違いが出てきます。

今回は、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、それぞれにおいてのNG行為についてご紹介していきます。

目次

ワイヤー矯正中のNG行為

◆硬いものやくっつきやすいものを食べる

ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置が固定されます。そのため、装置に過剰な力をかけないようにする必要があります。

硬いものやくっつきやすいものを食べると、装置が変形、破損、脱落するおそれがあるため、ワイヤー矯正中には控えるようにしましょう。

◆歯磨きをおろそかにする

ワイヤー矯正では歯の1本1本に装置が固定されます。そのため、普通に磨いていては歯ブラシが届きにくく、歯の健康を保つためにはかなり念入りに歯磨きを行う必要があります。

もしもその点を意識しないでいると、むし歯や歯周病のリスクにかかる恐れがあります。

◆顔面に衝撃のくるスポーツ

歯の表面に硬い装置が常に固定されますので、ボクシングなどの格闘技やラグビーなどの顔面に衝撃が加わりやすいスポーツをやっている場合、口内を傷つける、装置の変形や脱落を招く、といったリスクがあり、そのままスポーツをすることは控える必要があります。

どうしても必要な場合には、歯科医師に相談の上、保護するためのマウスピースを装着しましょう。

マウスピース矯正中のNG行為

◆装着時間や装着方法を守らない

マウスピース矯正は、患者さん自身がマウスピースを装着することにより矯正治療効果が発揮されます。

そのため、装着時間や装着方法は正しく行わなければ、歯が動かない、もしくは後戻りする、といったことが起こり、治療期間が長引いてしまうことにつながります。

◆マウスピースを外さずに飲食する

マウスピース矯正をしている間は、食べたり飲んだり(水以外)する際にその都度マウスピースを外していただきます。

仮に外さずに飲食してしまうと、マウスピースの変形や破損、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。

◆歯磨きをせずにマウスピースを装着する

飲食後は、基本的に歯磨きをしてからマウスピースを再装着する必要があります。

これを面倒がって怠ってしまうと、むし歯や歯周病の原因となります。

どうしても歯みがきができない状況の時には、一旦水で口内をゆすぎ、できるだけ早めに歯磨きをするようにしましょう。

以上が矯正治療中の一般的なNG行為となります。

矯正治療を円滑に、トラブルなく進めていくためにも、今回の内容を参考にしてみてください。

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