春先に口内炎ができやすいのはなぜ?季節の変わり目のお口ケア

こんにちは。桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科医院です。

2月も終盤に差し掛かり、暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日と暖かい日が交互にやってくる「三寒四温」の季節ですね。

この時期、患者様から「急に口内炎ができて治らない」「なんだか歯ぐきがムズムズして腫れっぽい」というご相談をいただくことが増えています。

口元を指で抑える女性

実は、春の訪れとお口のトラブルには深い関係があります。今回は、季節の変わり目に口内炎や歯ぐきのトラブルが起きやすい理由と、その対策について詳しく解説します。

目次

季節の変わり目にお口のトラブルが増える理由

なぜこの時期に口内炎や歯ぐきの腫れが頻発するのでしょうか。そこには「自律神経」と「免疫力」が大きく関わっています。

頭を抑える女性

自律神経の乱れ

春先は、激しい寒暖差や気圧の変化に対応しようとして、私たちの自律神経はフル回転しています。自律神経が乱れると、血流が悪くなったり、唾液の分泌量が減ったりします。

唾液にはお口の中の細菌を洗い流し、粘膜を保護する役割があるため、唾液が減ることで口内炎ができやすくなったり、細菌が繁殖して歯ぐきが腫れやすくなったりするのです。

生活環境の変化によるストレス

2月後半から3月は、進学や仕事の年度末など、無意識のうちにプレッシャーや緊張を感じやすい時期です。ストレスは免疫力を低下させ、お口の粘膜の再生能力を弱めてしまいます。

その結果、普段ならすぐに治るような小さな傷が、大きな口内炎へと悪化してしまうのです。

実は怖い?放置してはいけない「お口の粘膜トラブル」

「たかが口内炎」と思われがちですが、中には注意が必要なケースもあります。

ベットで頬を抑える女性

2週間以上治らない口内炎

一般的な口内炎(アフタ性口内炎)は、通常1週間から10日ほどで自然に治ります。

もし2週間以上経っても治らなかったり、同じ場所に何度もできたりする場合は、単なる口内炎ではなく、他の病気や「口腔がん」などの可能性も否定できません。

歯ぐきの「ぷっくり」とした腫れ

歯ぐきが赤く腫れたり、膿のようなものが出たりする場合は、歯周病の悪化だけでなく、歯の根っこの先に細菌が溜まっている(根尖性歯周炎)サインかもしれません。

季節の変わり目で体の抵抗力が落ちた時に、隠れていた病変が「痛み」として表面化することが多いのです。

自宅でできる!春の「粘膜ケア」4つのポイント

お口のトラブルを未然に防ぐ、あるいは早く治すために、ご自宅で意識していただきたいポイントをご紹介します。

笑顔で歯磨きをする女性

① ビタミンB群を積極的に摂る

ビタミンB2やB6は「粘膜のビタミン」と呼ばれ、皮膚やお口の粘膜を健康に保つ働きがあります。

レバー、納豆、卵、バナナなどを意識的に摂るようにしましょう。忙しい時はサプリメントを活用するのも一つの手です。

② 丁寧かつ「優しい」ブラッシング

お口の中を清潔に保つことは基本ですが、口内炎がある時にゴシゴシ磨くのは逆効果です。粘膜を傷つけないよう、毛先の柔らかい歯ブラシを選び、優しく汚れを落としましょう。

殺菌効果のあるマウスウォッシュを併用するのもおすすめです。

③ 十分な睡眠と保湿

自律神経を整えるためには、質の高い睡眠が欠かせません。

また、お口の乾燥を防ぐために、こまめに水分補給をしたり、寝室を加湿したりすることも、粘膜の保護に繋がります。

④ 刺激物を控える

口内炎ができている時は、辛いものや酸味の強いもの、熱すぎる食べ物は粘膜を刺激し、治りを遅くしてしまいます。治るまでは、薄味で柔らかい食事を心がけましょう。

歯科医院で行う専門的な処置

当院では、辛い口内炎や歯ぐきのトラブルに対して、専門的なアプローチを行っております。

歯科で検査をしてもらっている男性
レーザー治療

口内炎の表面をレーザーで照射することで、痛みを瞬時に和らげ、治癒を早めることができます。

高濃度フッ素や塗布薬の処方

市販薬ではなかなか治らない場合、歯科専売の軟膏や、細菌の繁殖を抑える処置を行います。

噛み合わせの調整

特定の場所ばかり口内炎ができる場合、歯が粘膜に当たっている(咬創)可能性があります。その場合は、尖った部分を少し滑らかにするだけで劇的に改善します。

よくあるご質問(Q&A)

口内炎を早く治すために、自分で潰してもいいですか?

絶対にやめてください。潰すと傷口が広がり、細菌感染を起こしてさらに悪化したり、跡が残ったりする原因になります。

歯ぐきが腫れている時は、冷やしたほうがいいですか?

激しい痛みや熱を持っている場合は、濡れタオルなどで外側から優しく冷やすと痛みが和らぐことがあります。

ただし、氷などで急激に冷やしすぎると血流が悪くなり、治りが遅くなることもあるため注意が必要です。

口内炎ができるのは「体質」ですか?

遺伝的な要因もありますが、多くは「免疫力の低下」や「詰め物の不具合」「栄養バランス」などが複合的に関係しています。

原因を特定することで、頻度を減らすことは可能です。

まとめ:春のゆらぎに負けないお口作りを

笑顔で座っている家族

これから本格的な春がやってきます。 新生活や新しい出会いを思い切り楽しむためにも、お口の小さなトラブルは今のうちに解決しておきましょう。

「ただの口内炎だから……」と我慢せず、痛みが強かったり、なかなか治らなかったりする場合は、お気軽に手代木歯科医院へご相談ください。皆様が快適な毎日を過ごせるよう、しっかりとお口の健康をサポートいたします。

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