病気のサイン?

お口の中で起こる突然の症状、不安になってしまいますよね。
今回はお口の中で比較的よく見られるいくつかの症状について、どのような病気のサインである可能性があるのか、ということについてご紹介していきます。よく見られるお口の症状と、疑われる病気歯茎から出血する歯茎から血が出る、という症状は、歯周病の大事なサインであることが多いです。一時的なものでなく、続くようであれば早めに歯科を受診しましょう。また、数少ないケースでは血液の病気などで歯茎が出血しやすくなっていることもあるので、そう言った意味でも長く続く出血には注意が必要です。冷たいものでしみる歯がしみる症状は、ほとんどの場合が虫歯か知覚過敏です。一般的に、知覚過敏は一瞬で症状が引く、虫歯はしみる時間が長く続く、という傾向があります。歯が痛いまず歯の痛みで疑うのは虫歯ですが、歯の痛みを出すのは虫歯だけとは限りません。例えば、歯根周囲に膿をためる状態、歯の破折、歯ぎしりなどでも痛みはおきますし、また、歯の痛みのように感じても、実は歯が原因でないケースもあります(顎関節症、副鼻腔炎、群発性頭痛、三叉神経痛など)。口の粘膜がヒリヒリ、ピリピリする見た目に異常がないのにも関わらず、粘膜や舌にピリピリ、ヒリヒリといった症状が起こる場合、お口が乾燥している状態(ドライマウス)や「舌痛症」が原因している可能性があります。特に中年以降の女性に比較的よく見られます。歯茎にできものがある歯茎にできものがある場合、痛みが出るケースでよくあるのは口内炎です。擦れる際や、食事の時に痛い場合にはその可能性が高いと言えます。口内炎は痛みが強いですが、自然治癒し、通常1〜2週間程度で落ち着きます。歯茎に白いニキビのようなものができてなかなか消えない場合、歯根周囲に溜まった膿の出口(フィステル)である可能性があります。このフィステルは、根の治療をしない限り、大きくなったり潰れたりということを繰り返しながらずっとそこに残り続けます。フィステルは通常あまり痛みを感じることはありません。以上が比較的多く見られるお口の中の症状ですが、実際にそれが何であるか、というのは、きちんと検査をして診断しなければわかりません。口内炎のように自然に治癒するものもありますが、大抵の場合、症状が続く場合にはなんらかの異常を教えてくれているサインが出ているということですので、できる限り放置せず、なるべく早めに歯科を受診するようにしましょう。

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