知らず知らずのうちに進行!? くさび状欠損の原因と治療法

皆さん、こんにちは! 埼玉県桶川市の手代木歯科です。

今回は、近年注目を集めている「くさび状欠損」について、より詳しく解説します。

目次

くさび状欠損とは?

歯の根っこの部分にある象牙質が露出することで起こる、歯の欠損です。歯の表面を覆うエナメル質は非常に硬い組織ですが、歯根の近くになると象牙質という柔らかい組織になります。歯磨きや歯ブラシの力が加わることで、象牙質が削れてしまい、くさび状欠損が起こります。

くさび状欠損の原因

歯磨き

強い力で歯を磨いたり、横磨きをすることで、象牙質が削れてしまいます。特に、歯並びが悪い方は、特定の歯に力が集中しやすいため、注意が必要です。

歯ブラシ

硬い歯ブラシを使用すると、象牙質を傷つけてしまいます。毛先が硬い歯ブラシは、歯のエナメル質だけでなく、象牙質も削ってしまうため、避けてください。

酸蝕

柑橘類や炭酸飲料などの酸性の強い飲み物を頻繁に摂取すると、エナメル質が溶け出し、象牙質が露出します。酸性の飲み物は、歯の表面にとどまる時間が長いため、エナメル質を溶かす作用が強く、くさび状欠損のリスクを高めます。

咬合異常

噛み合わせが悪いと、特定の歯に力が集中し、象牙質が削れてしまうことがあります。歯ぎしりなどの悪習癖も、咬合異常の原因となり、くさび状欠損のリスクを高めます。

その他の原因

その他の原因として、ストレスや唾液量の減少、胃酸逆流、薬の副作用などが考えられます。

くさび状欠損の症状

症状としては、以下のような状態が見られます。

  • 歯の根っこの部分に、V字型の欠損が見られる
  • 歯がしみる
  • 冷たいものがしみやすい
  • 見た目が気になる

くさび状欠損の進行

初期段階では、歯の根っこの部分にわずかな欠損が見られるだけですが、進行すると、欠損が大きくなり、神経に達してしまうこともあります。神経に達すると、強い痛みやしみを感じるようになります。

くさび状欠損の治療法

くさび状欠損の治療法は次のことが考えられます。

フッ素塗布

エナメル質を強化し、再発を防ぎます。フッ素は、エナメル質の再石灰化を促進し、歯の表面を強化する効果があります。

コンポジットレジン充填

欠損部分を樹脂で修復する。コンポジットレジンは、歯の色と調和する樹脂素材です。

クラウン

欠損が大きい場合や、歯の神経が露出している場合は、クラウンで修復します。クラウンは、金属やセラミックなどで作られた歯冠のことを言います。

くさび状欠損の予防法

くさび状欠損の予防法を記載します。

歯磨き

弱い力で、歯の表面を優しく磨く。歯ブラシは、毛先が柔らかいものを使用する。また、歯磨きの後は、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯垢や食べかすをしっかりと除去します。

酸蝕

酸性の強い飲み物を控える、ストローを使って飲むなどが考えられます。酸性の強い飲み物を飲んだ後は、水で口をゆすぎましょう。

咬合異常

噛み合わせの治療を受けてください。また、マウスガードを装着することでも、くさび状欠損を予防できます。

その他の予防法

ストレスを溜めないこと、また、唾液量の減少を改善することも予防につながります。胃酸逆流の治療を受けることや、薬の副作用を確認し改善することも大切です。

まとめ

くさび状欠損は、早期発見・早期治療が重要です。定期的に歯科検診を受け、早期に発見・治療することで、進行を食い止めることができます。くさび状欠損でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

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