行楽の秋!お子様が口腔内をけがした時は

桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科です。

秋は行楽シーズンで、ご家族での外出やお子様の運動会、遠足、スポーツイベントなどが増える時期です。

楽しい時間の一方で、元気に走り回るお子様は転倒や衝突により、口の中をけがすることも少なくありません。

口腔内は出血が多く見えるため、保護者の方が慌ててしまうケースもあります。

今回は、行楽の秋に起こりやすいお子様の口腔内のけがについて、応急対応や歯科医院に連絡するときの注意点、予後の考え方などを詳しくご紹介します。

目次

まず確認すべきこと

頭、顔にけがを負ってないか

石につまづく女の子

お子様が転倒やぶつかって口をけがした場合、まず確認すべきは頭部や顔へのけがの有無です。

頭を強く打って意識がもうろうとしている、吐き気がある、顔面の腫れがひどいといった場合は、歯科医院ではなく救急外来を優先してください。

口の中のけがは出血が目立ちますが、命に関わるのは頭部の外傷であることを忘れてはいけません。

どこから出血しているか

口の中は血管が豊富なため、小さな傷でも出血量が多く見えます。

歯肉からの出血か、舌や唇の裂傷か、歯が折れているのかを冷静に確認しましょう。

清潔なガーゼやハンカチを使って出血部位を軽く圧迫し、出血が止まるかどうか観察します。

近くの歯科医院へ

応急処置で出血がある程度落ち着いても、見た目だけでは歯や歯肉のダメージを判断できません。

歯が脱落しかけていたり、神経が損傷したりしている場合もあるため、必ず歯科医院を受診しましょう。

旅行や外出先で起こった場合は、無理に自宅近くまで戻らず、まずは近くの歯科医院や休日診療所に相談するのも大切です。

歯科医院に確認すると良いこと

まずは急いでいても連絡する

スマホを操作する手元

外傷が起こった場合、慌てて直接医院に駆け込むよりも、事前に電話連絡をして状況を伝えることをおすすめします。

「いつ・どのようにけがをしたのか」「どこから出血しているのか」「歯が折れたか、抜けたか」などを伝えると、医院側も準備ができ、スムーズに対応してもらえます。

歯が脱落している場合、歯の取り扱いについて

歯が完全に抜けてしまった場合でも、元に戻せる可能性があります。

歯の根の部分をこすらないよう注意し、汚れている場合は軽く水ですすぎます。その後、牛乳や生理食塩水に浸すか、口の中(舌の下)に入れて乾燥させないようにして歯科医院へ持参してください。

抜けた歯を適切に保存できれば、再植が可能になることもあります。

どうしても待つ可能性はある

休日や混雑時には、到着してすぐに診察できない場合もあります。

しかし、口腔内外傷は時間との勝負であることも多いため、連絡をしておくことで優先的に診てもらえるケースがあります。

「待つかも」と思っても、諦めずにまずは連絡、来院することが大切です。

予後について

相談後、かかりつけに通ってもOK

応急処置を受けたあとは、必ずかかりつけの歯科医院で経過を診てもらいましょう。

歯の神経は時間が経ってから症状が出ることもあり、数週間後に痛みや変色が現れることもあります。

外傷直後に異常がなくても、定期的なチェックが予後の安定につながります。

また、乳歯のけがはその下にある永久歯に影響する可能性もあるため、経過観察は特に重要です。

【まとめ】

行楽の秋は楽しい思い出をつくる季節ですが、元気なお子様に口腔内のけがはつきものです。

まずは頭部のけががないかを確認し、出血の場所を把握、落ち着いたら歯科医院に連絡することが大切です。

歯が脱落してしまった場合は保存方法を守れば再植できる可能性もあります。

応急処置のあとは、必ずかかりつけ医で経過を確認し、長期的に歯の健康を守りましょう。

桶川駅徒歩1分の手代木歯科では、外傷による緊急対応にもできる限り対応しています。

お子様のけがで不安なときは、まずは当院にご相談ください。

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