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桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科です。
寝ている時に子どもが歯ぎしりをしていて心配というご相談を受けることがよくあります。
大人の歯ぎしりはストレスや噛み合わせの問題と結びつけられがちですが、実は子どもの場合は必ずしも同じとは限りません。
ここでは、お子さまの歯ぎしりの原因や対処法、注意すべきサインについて詳しくご紹介します。
子どもの歯ぎしりは、乳歯が生え揃う時期や永久歯への生え替わりのタイミングによく見られます。
これは、噛み合わせや顎のバランスが整う過程で起こる成長の一環として生じることが多いのです。
寝ている間に上下の歯がすり合わされ、噛み合わせの調整が自然に行われているともいわれています。
子どもでも、大人と同じように日常の中でストレスを感じていることがあります。
特に、引っ越しや進級、新しい保育園や学校への入園、入学、家庭内の変化など、本人にとって大きな出来事があった際に、歯ぎしりが見られることがあります。
これらのストレスは言葉でうまく表現できないことも多く、夜間の歯ぎしりという無意識の行動で発散しているケースも少なくありません。
日中は落ち着いて見えていても、就寝中に歯ぎしりが続くようであれば、ストレスが溜まっているサインの可能性も考えられます。
意外と見落とされがちなのが鼻の問題です。鼻炎やアレルギー性鼻炎、アデノイド肥大などで鼻呼吸がしづらくなると、口呼吸が習慣化し、その影響で就寝中に歯ぎしりが起こることがあります。
歯ぎしりの音が気になって「大丈夫かな?」と心配になるお気持ちは当然ですが、まずは冷静に様子を見守ることが大切です。
前述のように、多くは成長過程で自然に治まることが多いため、基本的にすぐに治療を開始する必要はありません。
必要に応じて、マウスピースを使用することもありますが、子どもは顎や歯の成長が続いているため、装置の使用には慎重な判断が必要です。
大人と同じような治療を行うのではなく、子どもの成長に応じた対応が重要になります。
歯ぎしりの多くは、乳歯から永久歯への交換期に起こります。
顎の発育とともに噛み合わせが安定してくると、歯ぎしりが次第に減っていくケースも珍しくありません。
実際に「以前はギリギリ音がしていたのに、いつの間にかしなくなった」といったお話を聞くこともあります。
一方で、歯ぎしりによって歯が著しくすり減っている、朝起きた時に顎が痛む、口が開きづらいといった症状がある場合は注意が必要です。
歯の摩耗によって噛み合わせのバランスが崩れると、将来の歯列や姿勢にも影響することがあるため、放置せずアドバイスを受けましょう。
顎の違和感がある場合も、関節症につながる可能性もあり、早期の診断と治療が必要です。
また、鼻の疾患がある場合も放置せず、耳鼻科も視野に入れて相談してみましょう。
お子さまの歯ぎしりは、成長過程でよく見られる現象であり、全てが異常というわけではありません。
しかし、持続的な歯の摩耗や顎の痛み、鼻の疾患などがある場合には注意が必要です。
まずはご家庭での様子を観察し、不安がある時には歯科医院で相談してみてください。
当院では、お子さまの成長やお口の状態をしっかりと見極めながら、適切な対応方法をご提案いたします。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。
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桶川市の歯医者
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〒363-0022 埼玉県桶川市若宮1-1-7 桶川駅前メディカルビル3F
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