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桶川駅徒歩1分にある歯医者、手代木歯科医院です。
1月も後半に入り、空気の乾燥がいっそう厳しくなってきました。この時期、インフルエンザや風邪などの感染症対策として「手洗い・うがい・マスク」を徹底されている方も多いと思います。

しかし、歯科医師の視点からもう一つ、非常に重要な感染予防策をお伝えさせてください。それは「鼻呼吸(はなこきゅう)」を意識することです。
実は、口で息をする「口呼吸」の習慣がある人は、鼻呼吸の人に比べて感染症のリスクが格段に高くなることが分かっています。今回は、お口の環境と免疫力の意外な関係について詳しく解説します。
私たちの体には、本来「鼻」という高性能な空気清浄機が備わっています。口呼吸をしてしまうと、その機能をすべてスルーして、ウイルスを体内に招き入れることになってしまうのです。

鼻呼吸の場合、鼻腔内の粘膜や繊毛(せんもう)がフィルターとなり、空気中のホコリやウイルスをキャッチします。また、冷たく乾いた空気を加湿・加温してから肺に送る仕組みになっています。
一方で口呼吸は、ウイルスを含んだ冷たく乾いた空気が、直接のど(扁桃)に当たります。これにより、のどが炎症を起こしやすくなり、免疫力が低下してしまうのです。
口呼吸を続けると、お口の中が乾燥(ドライマウス)します。本来、私たちの唾液には「リゾチーム」や「IgA(免疫グロブリン)」といった抗菌成分が含まれており、ウイルスを殺菌・洗浄する役割を果たしています。
口が乾いて唾液のバリアが失われると、ウイルスが付着し放題になり、感染リスクが跳ね上がるのです。
免疫力低下以外にも、口呼吸には歯科特有のデメリットが数多くあります。

唾液には歯の表面を修復する「再石灰化」の役割がありますが、乾燥するとその機能が働きません。そのため、しっかり磨いているつもりでも虫歯になりやすくなり、細菌が繁殖して歯ぐきの炎症(歯周病)も進みやすくなります。
歯が乾くと、お茶やコーヒーの着色(ステイン)がこびりつきやすくなります。また、唾液による自浄作用がなくなるため、細菌が発する揮発性硫黄化合物が増え、強い口臭の原因にもなります。
特にお子様の場合、常に口が開いていると、舌の位置が下がり(低位舌)、頬からの圧力がバランスを崩します。これが原因で出っ歯(上顎前突)や、歯がガタガタになるリスクが高まります。
無意識のうちに口呼吸になっている方は多いです。以下の項目に当てはまるものはありませんか?

1つでも当てはまる場合は、隠れ口呼吸の可能性があります。
口呼吸を改善し、免疫力を引き上げるための具体的なトレーニングをご紹介します。

今や全国の小学校でも導入されている有名な体操です。
これを1日30回程度行うだけで、舌の筋肉が鍛えられ、自然に口が閉じるようになります。
市販されている専用のサージカルテープを唇の中央に貼って眠る方法です。物理的に口を閉じさせることで、鼻呼吸へと誘導します。
お口の中の細菌(歯垢・プラーク)を減らしておくことも、免疫維持には欠かせません。お口が清潔だと、たとえウイルスが侵入しても、重症化を防ぐ助けになるという研究結果もあります。
鼻炎や蓄膿症などが原因の場合は、まず耳鼻咽喉科での治療が必要です。鼻が通るようになった後、歯科で「お口の周りの筋肉の訓練」を行うことで、長年の口呼吸の癖を治すことができます。
口呼吸が原因で歯並びが悪くなっている場合、早期の「筋機能療法(MFT)」や矯正治療を併用することで、呼吸も歯並びも同時に改善できるケースが多いです。
はい、マスク内は息苦しさを感じるため、無意識に多くの空気を吸い込もうとして口呼吸になりがちです。マスクをしている時こそ、意識的に「鼻で吸って鼻で吐く」ことを心がけましょう。

1月後半、最も寒さが厳しいこの時期を乗り切るためには、外からのウイルス対策だけでなく、自分自身の「天然のバリア機能」を高めることが重要です。
鼻呼吸を習慣づけ、唾液の力を最大限に活かすことは、究極の風邪予防と言えます。当院では、お口の乾燥や噛み合わせ、舌のトレーニングについてのアドバイスも積極的に行っております。
「もしかして口呼吸かも?」と不安になった方は、ぜひ定期検診の際にお気軽にご相談ください。
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桶川市の歯医者
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